Glossary
用語集
バックエンド
システム開発
バックエンドとは、ウェブアプリケーションやソフトウェアの「裏側」の部分で、主にデータ処理やデータベース操作、サーバーとの通信などを担当します。バックエンドは、ユーザーから直接見えるわけではありませんが、システムの核心的な機能を担い、ウェブサイトやアプリケーションが正しく機能するためには欠かせない部分です。
具体的には、バックエンドの役割には以下のようなものがあります：
1. データベース管理：ユーザーの情報やウェブサイトのコンテンツなど、アプリケーションで使用するデータの作成、読み込み、更新、削除（CRUD）を行います。
2. サーバーとの通信：クライアント（ユーザーのブラウザなど）からのリクエストを受け取り、適切なレスポンスを返します。この通信は主にHTTPプロトコルを使用します。
3. ビジネスロジックの実装：アプリケーション特有のルールや手続きをコーディングします。例えば、銀行のアプリケーションでは、口座間の資金移動や利息計算などを行います。
バックエンドの開発には、Python、Java、Ruby、PHP、Node.jsなどのプログラミング言語がよく使われます。また、フレームワーク（Django、Spring、Ruby on Railsなど）を使用すると、開発が容易になります。
バックエンドと対をなすのがフロントエンドで、こちらはウェブサイトの見た目やユーザーインターフェースを担当します。フロントエンドとバックエンドは密接に連携し、一緒に動作することでユーザーにとって使いやすいウェブサイトやアプリケーションを提供します。