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API

システム開発

API(Application Programming Interface)とは、ソフトウェアやアプリケーション間で情報を交換するための仕組みであり、それぞれのプログラムがどのようにやり取りを行うかの規則や手順を定めたものです。これにより、一つのアプリケーションが他のアプリケーションの機能やデータを利用できるようになります。

APIはさまざまな形で存在します。ウェブAPIはHTTPプロトコルを通じて情報をやり取りし、ウェブサイトやウェブアプリケーションがデータベースや他のリソースにアクセスできるようにします。一方、オペレーティングシステムのAPIは、アプリケーションがシステムの機能やリソースを利用できるようにします。

ウェブの世界では、APIはウェブサービスの提供やウェブアプリケーションの開発に欠かせない存在となっています。例えば、Google MapsのAPIを使えば、自身のウェブサイト上でGoogle Mapsの機能を利用したマップ表示やルート検索などが可能になります。また、TwitterのAPIを使えば、ツイートの取得や投稿、フォロー関係の管理などを自動化することができます。

APIの利用は、プログラミングの効率化やソフトウェアの連携を実現するため、現代のウェブサービスやアプリケーション開発において重要な役割を果たしています。また、APIを公開することで、サードパーティの開発者がそのプラットフォームやサービスを利用した新たなアプリケーションやサービスを開発し、プラットフォームの価値を高めることも可能となります。

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