なぜ今、Z世代は「アテンション・デトックス」を求めているのか | 福岡のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社TOE Z研究ラボ - トエラボ
Image

皆さんは「アテンション・デトックス」という言葉をご存知でしょうか?
これはスマホやSNSをやめたいというより、デジタルとともに育ってきたデジタルネイティブ世代であるZ世代含む今の若者たちが、注意を向け続けることや情報に反応し続けることから距離を取ろうとする考え方・行動傾向です。

デジタルをやめたい×

自分の時間と向き合い直したい○

Z世代はデジタルを否定しているわけではありません。
・SNSも使う
・動画も日常的に見る
・情報収集も早い
便利な世の中だけど、目まぐるしく毎日のように新しい情報が目に見える形で更新されています。その情報たちを追うことや反応することへ疲弊している若者もすなくはありません。
「企業のお得なキャンペーン情報」「推しコンテンツの更新」「友人や芸能人のsns投稿」など。時間が無意識に消費されていく感覚に違和感を覚え始めています。
SNSも、少し前までは自分が見たい範囲だけで完結していましたが、近年は仕様変更などの影響で、不特定多数の知らない人の投稿が流れ込むようになりました。その結果、情報量をどう制限するかを、自分自身で考える必要が出てきています。

Podcastカルチャーを担うクリエイターとしても選ばれたお二人(金井球さんと園凜さん)のインタビュー記事にも、インターネットとの関わり方についてお話しされていました。

参照:わたしの歴史と、インターネット|「知らねえ単語」金井球・園凜と振り返る、インターネットでの出会いが変えた人生

手を動かす時間が、

若者の間で見直されている理由

最近、若者の間では、編み物やアクセサリー作り、刺繍、日記やジャーナリングなどのハンドメイドや自分の手でまとめるような趣味が広がっています。
・すぐに結果が出ない
・画面を見続けなくていい
・自分のペースで完結する
このように、誰かに見せるためでも、評価されるためでもなく、「今この時間に集中する」こと自体が価値になります。読書もそうですよね。
効率やスピードを求め続けてきたデジタル時代の中で、あえて「内省の時間を設ける」ことは、ごく自然な変化であるように思います。

参照:「毛糸」品薄現象も…Z世代で「編み物ブーム」なぜ?タイパと“真逆”でもハマるワケ【THE TIME,】

アテンション・デトックスと

デジタルデトックスの違い

デジタルデトックスは、スマホやSNSから距離を取ること。一方、アテンション・デトックスは、デジタルそのものを断つというより、
・注意が外に引っ張られ続けない
・反応し続けなくていい
・意識の向け先を自分で選ぶ
上記のように意識の使い方を整える感覚に近いです。アテンション・デトックスは、一時的な流行というよりデジタル時代を生きる若者の生活感覚の変化として捉えるほうがしっくりくるような気がします。

まとめ

  • 凄まじいスピードでAIやデジタルサービスが発達する一方、
    誰かから向けられる視線や、絶え間ない情報の流れに 疲弊してしまうこともあります。
    デジタルを前提に生きながら、自分の時間の質を問い直し、意識の向け先を選び始めている若者も増えています。アテンション・デトックスとは、情報過多の時代における「自分時間の再定義」と言えます。

New Column

MORE