○○検索がGoogleを超える?Z世代の情報収集術 | 福岡のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社TOE
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「わからないことがあればGoogleで検索する」――。
そんな常識が、いまZ世代によって静かに変わり始めています。

  

SNSが「検索エンジン」になる時代

Z世代は、スマホとSNSが当たり前の環境で育ってきました。そのため、SNSは「情報を発信する場」であるだけでなく、「知りたいことを探す場」にもなっています。たとえば、行きたいカフェを探すとき。
30代以上は「渋谷 カフェ おすすめ」とGoogle検索するかもしれませんが、Z世代はInstagramで「渋谷カフェ」と検索し、投稿写真から雰囲気を判断します。
検索結果はリアルな利用者の投稿なので、「信頼できる」「自分に合う情報がすぐ見つかる」というメリットが生まれます。

   

SNSごとの“検索の使い分け”

Z世代は目的に応じてSNSを選びます。
・X(旧Twitter):趣味、推し活、就活など、文字で深掘りします。
・Instagram:ハッシュタグでビジュアル検索をします。
・TikTok:短い動画で「すぐ答えを得る」検索をします。
SNSは単なるエンタメではなく、“リアルタイムで変化する情報データベース”として活用されています。

   

女性はSNS、男性は検索エンジン?

同じZ世代でも、情報の取り方には違いがあります。
👩女性:SNSで「口コミ」や「実際の声」を重視します
👨男性:検索エンジンやテレビCMを参考にする傾向があります
🗣️女子大生の声:気になる商品があったら、まずInstagramで投稿を調べて保存します。そのあとTikTokで“本音レビュー”を探します。
情報を「得る」だけでなく、「比較し、検証し、共有する」スタイルが特徴的です。

   

なぜGoogle検索よりSNS検索?

理由はとてもシンプルです。
“リアルで早いから”です。
Googleでは公式サイトや広告が上位に出ますが、SNSではユーザーの体験がすぐ見られます。メイク、レシピ、旅行スポット……動画で見れば一瞬で理解できます。この「視覚で即わかる」検索体験が選ばれているのです。

   

インフルエンサーは“情報フィルター”

Z世代の約6割が、インフルエンサーの紹介商品を買った経験があると言われています。理由は人気よりも…
✅「紹介がわかりやすい」
✅「信用できる距離感がある」
信頼できる“友達のような存在”として、検索行動に大きな影響を与えています。

   

SNS検索がつくる新しい購買行動

Z世代は「検索 → 即チェック → 即購入」という流れが自然に身についています。ただし「失敗したくない」意識が強いため、 SNSで念入りに口コミを確認します。SNSは「感覚的に選ぶ場所」でもあり、「合理的に判断するツール」でもあります。
また、SNS検索の結果は、ただの情報ではなく、体験の共有として届けられます。たとえば…
「可愛いカフェ」より→「友達と行って楽しかったカフェ」
「おすすめコスメ」より→「自分と同じ肌質でも合ったコスメ」
検索ワードにも感情や目的が反映されます。

まとめ

  • “Googleで調べる”時代から、
    “SNSで探す”時代へ。
    SNSは「検索エンジン」から「信頼エンジン」へ進化していくのかもしれません。短い動画、リアルな声、共感できる体験。Z世代はその中から“自分に合った真実”を探し出しているのです。

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