Z世代が尊敬したいと感じる上司の特徴[5選] | 福岡のWEB制作会社・ホームページ制作会社|株式会社TOE Z研究ラボ - トエラボ
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Z世代にとって、「尊敬=年功・キャリアが長い・根性がある」という考え方は、もはや通用しません。 彼らは合理性と信頼性の両面から“尊敬できる上司”を見極めます。 その基準は旧世代の「背中で語る」「口より行動」だけではありません。 本記事では、Z世代が「この人は尊敬できる」と感じる上司の特徴を、抽象度高く整理していきます。

尊敬を感じる上司の特徴5選

①「理由」をセットで伝えられる(WHYを示す)
Z世代が重視するのは“何のためにやるのかが分かること” という傾向が明確です。
彼らが上司を信頼するのは、
・「この仕事の意味」
・「なぜこの順番で進めるのか」
・「なぜあなたに任せるのか」
を丁寧に言語化できるリーダー。根性論だけの上司は尊敬されません。

②決めつけずに話を聴く
Z世代が上司に求める資質の上位が「話を聞いてくれる」「相談しやすい」 という項目。特に、以下のような姿勢が尊敬ポイントです。
・否定せずに一度受け止める
・アドバイスを急がず、意図を引き出す
・結論よりも“理解”を優先する

③「透明性」と「誠実さ」がある(フェアである)
Z世代が会社・上司に不信感を持つ理由のほとんどは“不透明さ” に起因します。
・個人的な好き嫌いで評価する
・言葉と行動が一致していない
・自分に不利な情報を隠す
・情報を共有しない
何か分からないことって怖いし不安になります。。

④フィードバックの質が高い
Z世代が職場に求めること上位によく入っているのが、「成長実感」を得られると言う項目。
・フィードバックが具体的
・良い点も課題点も明確
・次のアクションを一緒に言語化できる
上記のような、成長を促してくれる上司は“自分のことをちゃんと見てくれている人” と感じられ、自然と尊敬へつながります。

⑤干渉しすぎない(任せる力)
Z世代は“自由度×裁量” を強く重視する姿勢も見られます。
・過剰に管理しない
・任せたら口出ししない
・個人のペースと特性を尊重する
丸投げすぎるのは良くないですが、一度様子を見たり、本人がどこまで裁量を持っていいかを示してあげることが大切ですね。

上司の「誠実さ」が鍵?

企業の誇大広告、芸能界の闇、snsでの作り込まれた加工の世界、、
デジタルネイティブたちは、こうした“がっかりする瞬間”を日常的に目にすることも多いと思います。昔は隠されていた問題や事件も、今ではSNSで一気に拡散・炎上し、すぐに露呈してしまいます。その経験から、Z世代には「人や組織の本質は隠せない」という感覚が強く根づいています。だからこそ彼らは、飾りや建前ではなく、“態度”や“一貫性”、そして“誠実さ”そのもので人を判断します。どの世代にも共通する価値観ではありますが、以前までと違うところは、かつてないほどの情報社会になったことだと思います。

まとめ

  • Z世代が尊敬する上司とは──
    “部下を動かす”のではなく、“部下と共に進む”姿勢を持つ人。1番大切なことは、年齢でも能力の高さでもなく、“人間としてのあり方”が尊敬の基準になっています。Z世代に信頼される上司を育てることは、結果的に組織全体を強くし、競争力を高める一番の近道です。

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