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2019年2月18日 | KAKYOUIN HARUMI

WEBデザイナーに必要な「専門性」と「大衆性」

「デザイン」の仕事に関わる人は、今の日本にどのくらいの人数いるでしょうか。
企業に属してデザインを担当する人、フリーランスでデザイナーをしている人。
ものすごい数であることは容易に想像がつきます。
しかも、最近ではアプリやソフトの発達で、デザイナーではなくても簡単なデザインが誰でもできるようにもなりつつあります。

デザイナーに求められる資質とは?

そんな中でやはり、プロのデザイナーとして勝負するのはセンスや技術の高さです。
デザイン業界の最新情報をいち早く捉えて、流行や戦略を身に着け、クライアントの利益につながる情報とデザインの提供を行うことが求められます。

一方で、プロデザイナーとしての専門性とともに、ぜひ身に着けておきたいものがあります。
それは、「大衆性」となる、広い知識や経験です。
デザインを依頼してくださるクライアントは、業界も要求も多種多様なものになります。
打ち合わせや企画提案において、クライアントが求めるものは、デザイン性だけではなく
「自分たちでは気づかなかった戦略」の提案にデザインというツールを使ってほしい、
ということも多々あります。
しかもそのことを、はっきりとオーダーしてこられるクライアントだけではなく、
口にしないだけで、期待しているという場合もあれば、よりメリットの多いデザイナーに依頼したいと比較検討している場合もあります。

デザイナーとしての、プロの技術やセンスというのはお金を払って依頼する以上、当然あるものとして期待されています。
では、「戦略的デザイン」の提案をするためには、どのようにスキルアップしていけばよいのでしょうか。

「大衆性」を身に着ける2つのポイント

ポイントは2つあります。
「人間観察する目」と「先入観を持たない耳」です。

まず「人間観察する目」
流行のヒントは人間の行動にあるものです。例えば、打ち合わせなどでカフェを利用するときには、余裕のある時間に周りの人を見てみてください。
隣の人の職業をイメージできますか?
保険関係、営業マン、自営業オーナー、新人会社員、同業者など、業界によって、持ち物や雰囲気がきっと違っていると思います。
さらにカフェの外の街行く人たちはどんな様子ですか?
ファッション、バッグなどの持ち物、ヘアスタイル、そしてどんな人がどのような表情で歩いているのか。
そのような状況をたくさん見た上で、なぜそのように感じたのかということを後から「答え合わせ」するようにしてください。
新聞や経済情報やトレンドなどを、自分が目にしたものと比較することで、その背景をより理解し、仕事に活用するヒントにもつながります。

次に「先入観を持たない耳」
これは、クライアントの期待に応えるためにもぜひ鍛えたいところです。
例えば、「この業界だから」「女性向け商品だから」「社長だから」といった先入観を持って、
ヒアリングや打ち合わせに行った場合、「この場合はどんな風に考えているんだろう」という好奇心や興味を持たず、「恐らくこのパターンだろう」などと、自分のものさしで、人を測ってしまうことにもなりかねません。
子どものような好奇心を持って「質問する能力」を身に着けていけば、クライアントの奥にある本心にも気づきやすくなります。
そのためにも普段から、周りの人に興味を持って質問する習慣をつけておくといいかもしれません。
ただし、子供のようにただ質問するだけでは、相手も面白くありませんので
相手が思わず話したくなるような質問の仕方を工夫するのもポイントです。

「目」と「耳」を普段から研ぎ澄まして 

身の周りで起きていることに興味を持ち、そうなっている「仕組みを分析」することを
繰り返していくことで、より多くの方に共感でき、また共感される人間性を身に着けることができるのではないでしょうか。

専門性に頼りすぎない大衆性もバランスよく磨いていきたいですね。

 
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