記念コインに見るデザインの魅力

どこをどう巡って来たのか、先日ふと気付いたら「沖縄EXPO」の記念コインがお財布に入っていました。
お釣りの100円としてもらっていたのでしょうが、見るとテンションが上がるものですね(笑)

人気記念コインはどうデザインされる?

1975年の沖縄海洋博覧会の記念コインで、調べてみるとこれまで発行されたコインの中でも最大枚数発行されてるみたいです。

このコインで一番惹かれたのは、イルカがデザインされているところです。
漢数字の面には首里城が描かれていていかにも記念コインなのですが、海洋博ということもあってか、イルカがデザインされていて人気もあるようです。

こちらが首里城の面

記念コインと言えば、収集家の方も多くて驚くような値がつくこともあります。

記念コインのデザインは、それぞれのテーマに合ったデザインが候補として挙げられ、最終的に政府の閣議決定されるそうです。(造幣局ホームページより)

各地域の風物詩や美しい景色などを盛り込み、末永く親しまれるデザインになるように、など各地方自治体にガイドラインを制定してある場合もあるとのことで、
デザインが決定されるまでには、様々な審査を経ているのです。

モノの価値を左右するデザイン

博覧会などのイベントを記念して作られる記念コインだからこそ、デザインにも多くの視線が集まり、人気を大きく左右し、ひいては価値まで変わってきます。
来年に迫った東京オリンピックでもデザインにまつわる話題はいくつかありました。

このようなビッグイベントのデザインに限らず、各企業様の広告ツールやWEBサイトのデザインについても、そのプロジェクトに関わる担当者や企業にとってはオリンピックと同様に多くの物を賭けていらっしゃいます。
だからこそ末永く、あるいはキャンペーンなどの期間中印象に残り続けるデザインを創ることが私たちデザイナーの使命です。

デザインに必要なストーリー作り

ガイドラインとまではいかなくても、勝ちデザインのためのセオリーを持っているかどうかが強みになっていきます。

得意ジャンルに専念することも一つの戦略にはなりますが、デザインの起承転結をきっちりと組み立て、消費者のアクションにつながるようにデザインの基盤を熟考することも大切なプロセスです。
準備8割と言われるように、デザインにとりかかる前のストーリー固めに重点を置きつつ、愛され、結果につながるデザイン制作をしていきたきものです。

  • 投稿者 : 坂口奈保美