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2020年12月18日 | GEORGE KOJIMA

10年後、僕らは音楽を聴かなくなる

「10年後、人間は音楽を聞いていない」

去年、ある海外の著名な人へのインタビュー記事でこのような事を言っていた。

その日の気分や、その人の好みに合わせ、AIが自動的に作ったカスタムソングを聞いていると言うのだ。

音楽を聞かなくなると言うのは言い過ぎだと思うが、確かにおそらく現代で言うところの人間が作って、人間が奏でた音楽と言う概念は根本的に変わるだろう。

なぜかと言うと、気づくと僕自身がすでに音楽はよく聴くが、すでに特定のアーティストのファンというのがなくなった。

10年前までは、BOOWYが好き、レッチリが好きRXbanditsが好きと言ったように、特定のアーティストを聞いていた。

しかし、今はapple musicやspotifyなどのサブスクリプションで音楽を聞き、それらのオススメの曲の中で気に入ったものを自分のプレイリストに入れる。

なので、すごいよく聴く曲だけど、アーティスト名を知らないてことがよくある。

それで最近困るのは、会話の中で「音楽何好き?」と言う質問だ。

そんな感じなので、好きなんだけどアーティストの英語が読めないどころか、もはや何語なのかもわからないアーティストすらいる。

なので、僕のプレイリストの大半は「別にファンではないけど、好き」という名前を知らないアーティストばかりだ。

僕みたいな人間は、まだ比較的マイノリティな方かもしれないが、いずれ社会全体がそうなって行くだろう。

つまり、これまでアーティスト依存だったリスニングスタイルが、今後は楽曲依存で、誰が歌ってるか、誰が作ったかは重要でなくなっていく可能性は高い。

そう言った意味では、冒頭で言った、もはや「曲がよければ誰でもいい」となると、「AIが作った曲でもよければいい」ということになる。

地道に活動を続けるアーティストには、聞き捨てならないかもしれないが、そうならない事を祈りたい。

しかし、こう言った破壊的なイノベーションは音楽業界に留まらず、いろんな業界、しいては僕らのデザイン、WEB業界でも起こりつつある。

時代についていくのか、時代を作っていくのか、それとも時代に取り残されるのか、いずれにせよこの激動の時代を存分に楽しめるように生きたい。

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