2018年8月7日 | TOE
瞬間の好印象で勝負する!観光地の広告デザインの役割は?

夏休みシーズンですね!
帰省や旅行などでいつもと違う土地に出かける方も多いのではないでしょうか?
このシーズン繁忙期を迎えるのが観光地でビジネス展開をさせる皆さまでしょう。
書き入れ時として
このシーズンに合わせて販促を展開させる企業や店舗やサービスも数多くあります。
観光客をひきつける戦略
そんな中で販促に欠かせないのが
広告デザインです。
観光地などのデザイン戦略にはいくつか特徴があります。
■初来店でリピーターになる可能性が低いお客様が多いこと。
■第一印象で「良さそう」と興味を引くこと。
■ネットの口コミなどを参考にする確率が高いこと。
■SNSにアップしたくなるビジュアルがあること。
などでしょうか。
思わず買ってしまう旅行のテンション
簡単に言えば
「テンション」と「インパクト」でお客様のココロを瞬時に掴むデザインが必要ということです。
旅行に出た時に
「せっかくここまで来たんだから見ておこう」とか
「欲しいわけではないけど、想い出になるから買ってみよう」とか
いつもと違う判断基準でお買い物をした経験ありますよね。
そんな気持ちをくすぐることがカギになります。
その一つとして
自社情報だけでなく
「観光地全体の情報をわかりやすく掲載する」という戦略もアリではないでしょうか?
例えば、マップです。しかもただのマップではなく自社商品(サービス)を利用するお客様が、喜ばれそうな情報を独自の視点でまとめるのも一つです。
地元愛をサービスに転換してみる
散策、美術、自然、サイクリング、ドライブ、カフェ、歴史、など
ジャンルに特化した情報を、公式ホームページや、自社のSNSサイトに取り込むことで
集客の幅は広がることもあります。
もちろん自社商品の広告が第一ですので
そのバランスや、統一感のあるデザインなどには気をつけたいですね。
観光地の集客戦略で成功した例として、取り上げられることがあるのが
熊本県の黒川温泉地区のプロジェクトです。
奪い合いじゃなく相乗効果で集客アップした黒川温泉
観光客の減少に悩む中、少ないお客様を旅館同士が競って取り合うのではなく
旅行温泉同士がタッグを組むことによって、黒川温泉地区自体への観光客を増加させるように様々なプロジェクトを遂行し、成功しているのです。
そしてそのシンボル的なアイテムが「温泉手形」です。
観光客はその手形を持って、温泉めぐりができるのです。
その手形を持ち歩くことも観光客にとっては楽しみの一つ。
そして、持ち歩いてもらうこと自体がまた広告効果を生み出すのです。
広告をデザインで連動させて
観光地の広告デザインとして
ホームページ、チラシ、情報誌、SNSに加え
お客様自身に持ち歩いてもらえるようなグッズやパンフレットや、お土産バッグなどが重要な役割を果たしているのです。
だからこそ、それぞれがバラバラになるのではなく、統一感を持たせたデザインで、
広告効果を最大限に引き出すことを意識してみてください。