2021年9月7日 | TOE
ちょっ、まてよ!マインドフルネスやってないの?

最近IT業界、我々のホームページ制作会社界隈でもよく話題になる「マインドフルネス」。
やたら本屋でもこのワードがタイトルに入ったビジネス書を目にする。
でも、一言いいたい。
いやいや、それ瞑想やん。
なぜか日本人は日本人の言うことを信じず、欧米人の言うことは信じる傾向がある。
ヨガでも同じく、元々昔から日本にあったものの、 15年前までヨガをやっている人は、なんか怪しいヤバイ人というイメージだったが、アメリカでセレブを中心にブレイクしたことで、日本にも普及しだし、今ではファッションと化している。
こういった傾向は逆輸入という言われ方で、日本に入ってくることがしばしばあるが、逆に言うと国内に昔からあるもののその真価に目を向けない傾向がよくある。
マインドフルネスも同じく、日本では瞑想や座禅と言われており、それが横文字になっただけだ。
とはいえ、僕も20年前から時々やっているが、このマインドフルネスは色々な良い効果を生むのでオススメだ。
というより、むしろこのインターネット中心の情報過多の現代人には必要なのかもしれない。
具体的にどんな効果があるのかは、色々口で説明しても意味ないと思うのでしないが、代わりにオススメのマインドルネス法(瞑想法)を紹介する。
ちなみに、やり方は実は一つでは無く、いろんなやり方がある。
その中でも、特にオススメの方法を紹介する。
1、安定打坐
よく、瞑想やって見たけど、できないという言葉をよく聞く。
この安定打坐は大谷翔平をはじめ、数多くの著名人が師と仰ぐ、中村天風が提唱していて、個人的には、最も簡単で誰にでもできるマインドルネス法と思う。
楽な姿勢で、この謎のブザー音を聴くだけだ。
ブザー音と静寂が交互に訪れるが、その音に集中するだけ。
2、軟酥の法
難病すらも治すという、治癒系マインドフルネス法。
確かに、僕は難病をしたことないのでわからないが、軽い不調くらいだったらマジで治る。
やり方は、、、面倒なのでYouTube見て。
3、火の呼吸
鬼滅の刃で、こういった類の言葉は出てくるが、それとは関係ない。
いや、むしろ内なるエネルギーを発散するという意味では近いものはある、というかこのことを言ってるのかしれない。
火の呼吸は片岡鶴太郎もテレビでやっていたが、もしかしたら煉獄(レンゴク)さんは鶴太郎がモデルなのかもしれない。
やってみると、確かに炎が出る勢いで、エネルギーが満ちてくる感覚はある。
これも、YouTube見た方が早い。
4、五感瞑想
昔、お寺に修行にいった際、和尚から五感瞑想なるものを教わったことがある。
単的に言うと五感の中のどれか一つに集中する瞑想法だ。
これを全部やると、結構スッキリする。
具体的には座禅を組み、姿勢を正し、以下を行う。
目 :ただローソクを眺める。
耳 :鐘(音はなんでもいい)の音に集中する。
口 :塩を舐める、舐めたまま最後の微かに残る味が無くなるまでその味を感じる。
鼻 :お香(線香)の香りに集中する。
触 :ただ自分の腕の脈を計り、その指の感覚に集中する。
5、SEX瞑想(仮)
これは番外編ではあるが、あまり知られてないものの、真面目に効果があると言われる瞑想法である。
(仮)というのはあくまで勝手に命名しただけで、中国で言う、房中術にあたる。(詳しくはwikipediaで)
ざっくり言うと、日本でも中国でも、森羅万象は陰と陽のバランスで成り立っているおり、どちらにも偏ること無く、このエネルギーのバランスが重要であるという考え方である。
男女の関係もそれに該当し、男と女が交わることでエネルギーの循環を促すと言うもの。
なお、くれぐれも事前のパートナーへの説明責任は果たすべきだ。
具体的な方法は
1、とりあえず交わる
2、深い呼吸を意識し、お互いのエネルギーの循環をイメージ
3、動かない
日本でも戦国時代の武将が戦の前にこれをやり、精気を蓄えていたと言われている。
ぜひ、現代のビジネスマンも大事なプレゼンや商談の前に、一旦帰宅して、以上を試して、重要なプレゼンに望んでみてはいかがだろうか。
正直この房中術に関してはあまり情報がないが、数少ない真面目に書かれている本が以下である。(アフィリエイトではありません)
まとめ
以上のように、単にマインドフルネスと言ってもその方法は無数に存在する。
こと弊社のようなホームページ制作、クリエイティブ業などのIT業界は、パソコンと向き合うことが多い。
現に現代人の1日に接触する情報量は、平安時代の人の一生分と言われている。
そんな常にSNS、WEBサイト、ニュースサイトなどの過多な情報社会の中で、自分のアイデンティティを担保するのは難しい。
そんな時代だからこそ今、マインドフルネスがもてはやされているのだと思う。
どうか今日紹介したものを試して、自分と向き合う機会を設けて見て欲しい。

長崎県の孤島、対馬出身。
趣味はサーフィン、音楽、オカルト捜査の旅。
幼少期より月刊「ムー」を愛読し、その影響から、口裂け女と人面犬におびえる日々を過ごす。
高校卒業後は、デザイン学校に進学するも、成績は基本最下位で、学校卒業後もフラフラした日々を過ごし、25歳の時、このままでは子供の頃、こんな大人にはなりたくないと思っていた「不自由な大人」になってしまうと考え、そこから改心する。
同時に先人の教えを学ぼうと宗教学、哲学、心理学を学び始める。
その後、印刷会社、デザイン事務所、広告代理店と、数々の会社を渡り歩く中で、元々持つ反体制的な思想からか、多くの会社は人間が本来のポテンシャルを発揮できる場所ではないと考えるようになり、29歳の時独立し、TOEを設立。
39歳からサーフィンを始める。