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2019年4月30日 | KAKYOUIN HARUMI

平成 TO 令和

いよいよ平成最後の日となりました。
皆さまどのような平成を過ごされたでしょうか。

31年前、平成の時代が誕生した頃を振り返ってみましょう。
テレビなどで数多く特集が組まれていますので、ここでは「平成のデザイン」に注目してみたいと思います。

平成元年。
1989年1月8日からスタートした平成。
「内平らかに外成る」「地平らかに天成る」という由来の元、
内外、天地の平和を願って定められたものでした。

この年のヒット商品としては
「任天堂 ゲームボーイ」の発売や
「ソニー ハンディカム」
「マツダ ロードスター」
「花王 クイックル」
「サントリー はちみつレモン」
「サントリー 鉄骨飲料」
「永谷園 おとなのふりかけ」
などがありました。
30代以上の方にはなつかしさを感じる方も多いのではないでしょうか。
時代はバブル景気のさなかで、消費者の購買意欲も高く、CMなどにも予算が多く投じられていた時代で、
持っていなくても、周りが持っていた、CMはよく見ていたなど、消費者の浸透率が高いヒット商品が多かったように思います。
アルマーニなどの高級イタリアファッションが人気だったのもこのころでした。

ちなみに平成元年の平均寿命は、男性約76歳、女性約81歳で
現在の男性約81歳、女性約87歳と比べると約5年前後人生が短かった時代ですが
好景気と高齢化による人口増加の時代でした。

個人消費が活発になり、世代ごとの人気商品も異なり、出せば売れる時代だったとも言えたかもしれません。

デザインも多種多様となり、攻めたデザインや戦略でインパクトを与えていました。
ヒット商品の中でも個人的に記憶に残っているのが「鉄骨飲料」のCMです。
現在、俳優の仲村トオルさんの妻となっている、鷲尾いさ子さんが「鉄骨娘」として
長身とモデル体型を活かした個性的なダンスを披露したCMとメロディは、ついつい口ずさんだ記憶があります。
実際1年で1億5千万本も販売されたという超ヒット商品でした。

今でも、不思議なテンションのCMや広告が目を引くことは多々ありますが
それが大ヒットにつながるという時代ではなくなってきているかもしれません。
消費に慎重になる賢い消費者が増えていること、消費傾向が分散していることなどが要因ではないでしょうか。

とはいえ、「令和」のスタートにあたり
「令和景気」を期待する企業も多くなっています。
令和を勝ち抜くデザイン、次世代まで伝説を残せるようなデザインとはどんなものなのか。
しっかりと見極めていきたいと思います。

 
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