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2021年9月13日 | GEORGE KOJIMA

マジ「史上最強の広告代理店」ヒットラー

近く第49回衆議院議員総選挙が行われることで、世はざわついている。

選挙といえば、説得力のある選挙演説、演説といえば歴史上の人物で有識者がヒットラーの名を挙げる人は意外にも多い。

余談だが、先日久しぶりにTOEのアクセス解析アプリのgoogleアナリティクスを確認したところ。

ウチ、ホームページの制作会社なんだけど、なぜか最もアクセス数が多いのが、「ヒットラー」に関する記事だった。。。

日本ではそこまでないものの、海外では特に欧米ではアンタッチャブルなキーワードなだけに、社内でも記事を削除した方がいいのではないかとの声もあった。

現にある映画監督が、賞を受賞した際のコメントで、ヒットラーを擁護するコメントを発言したところ、賞を剥奪されたということがあった。

しかしこの際、便乗してまた別の視点から、さらに深堀してみようと思う。

前回は、今でも語り継がれる負の側面とは反対の、あまり語られることのない正の側面をご紹介した。

そこで、ホームページ制作会社的視点から言うと、普通はSEO対策を意識し「ホームページ制作」「ブランディング」等のキーワードを含む記事だったりを投稿するものなのだが、前回あまりにもそれらのターゲットキーワードを無視した投稿となり、部下から怒られたため、今回は「ヒットラーと広告」という観点からお話したいと思う。


実は人気者だった

実は、ヒットラーは国民に大変人気があった。

人気者というレベルでは無く「熱狂的」に支持されており、今の日本の政治家には考えられないが、当時のドイツ国民の支持率はなんと90%もあったのだ。

その一番の要因は、高度に設計されたイメージ戦略にあったのは間違いない。

ヒットラーは政治家として、国家として、ブランディングという概念を取り入れた初めての人物だ。しかも徹底的に。

歴史上ここまでプロモーションを駆使し、エンターテイメント性すら取り入れた、政治家、企業はおそらく存在しなかったものと考えられる。


ドラマチックな演出家

演説は、いつも決まって夕方に行われていた。

大体の場合、大衆は一日労働をして、夕方には疲労感が出てくる。

その際、脳も判断力が低下する。

そんな民衆の中に、荘厳な音楽と共に、ヒットラーがあえてゆっくりと歩きながら登場する。

そして、演説台に登壇した時、ヒットラーのバックには夕日が差し込み、幻想的な雰囲気を醸し出す。

そこに計算し尽くされた、タイミングと演出で、強烈なメッセージをぶちかます。

こりゃ、みんなその場にいたら、ファンになるのかも。

全ては、偶然では無く、意図的にデザインされたイベントだったのだ。


演説のプロ

演説の最初、まずは沈黙だ。

え?って思うかもしれないが、ヒットラーはみんなが静まるまで話を始めなかった。

これは、謎の沈黙によって聴衆を不安にさせ、話に注目させる。

静まったあと、ゆっくりと静かに話しだす。

徐々に声も大きくなり、次第に口調も強くなり、感情をされけ出す。

合わせて、ボディランゲージも激しくなる。

最終的には、そのパワーに圧倒され、聞き入ってしまう。

まるで魔法のようだ。

特にこのボディランゲージの演出は、いろんなポーズを相当練習したらしい。

ちょび髭のおっさんが、ボツになったであろう恥ずかしいポーズの練習をしていたところを想像するとウケる。

更に、この頃ナチスが開発した、講堂の隅々まで響き渡らせる音響技術は、現代でも使用されている。


イケメンの広報起用

※写真はイメージ 出典 http://sillywalkbt.jugem.jp/?cid=17

今でこそ、SNSで美人のインスタグラマーが影響力を活かし商品をPRしたり、CMでイメージキャラクターとしてイケメン、美女が起用されたりする。

しかし、すでに約100年前にそういったプロモーションをやっていた。

ナチスのエリート、親衛隊(SS)には、入隊に際し厳しい条件があった。

まず、顔はイケメン、身長180cm以上、金髪、青い目。

これは、ヒットラーのアーリア人種の選民思想によるものでもあるが、それはナチスのイメージアップにも一役買っていた。

今で言う、BTSみたいな男性アイドルグループみたいなもんだろうか。


映画

映画もプロモーションの重要なコンテンツと考えていた。

プロパガンダ(=政治的宣伝)の映画だからといって、いかにも北朝鮮が作りそうな政策や思想ゴリ押し系の映画なのかと思いきや、実際には普通に娯楽として楽し目る内容で、想像するに映画内で主人公がしれーっと、スポンサーであるレクサスの車に乗ってたり、くらいの露出だったようだ。

現に「意思の勝利」は最も完成度の高いプロパガンダ映画として、1935年のヴィネツィア・ビエンナーレでは金メダル、1937年のパリ万博でもグランプリを獲得している。

この辺も、単なる独裁国家とは違うクリエイティブな工夫を感じる。


まとめ

僕はヒットラーを実践心理学のプロと思っているが、実際ヒットラーの側近には様々な人がいた。

中でも心理学者、オカルティスト(メンタリストDaigoはそのオカルティストのことをメンタリストと解釈していた)の影響は大きかったものと思われる。

心理学に限らず、ナチスに関しては、あらゆることに科学的アプローチが垣間見える。

現に、現代の僕たちの生活の中でも、ナチスが開発したものがベースであることは結構ある

最終的には心理学の領域を超えて、オカルトの領域に踏み込んでいるのだが。。。(この辺はまた後日語りたい)

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