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2018年11月12日 | KAKYOUIN HARUMI

デザインにおける断捨離とは?

デザイン制作において、どの情報を載せて、どの情報を載せないのかというジャッジは常に重要な決断ポイントです。

混乱したデザインから断捨離を

アピールしたい情報を詰め込んだデザインは、主役が誰か分からない混乱した状態と同じで、「結局何が言いたいの?」というデザインになってしまいます。
そこで、デザインをする際には常に、ムダなく、不足なく、「一番言いたいこと」が伝わるための取捨選択が必要になるのです。
つまり「デザインの断捨離」です。

そもそも「断捨離」とは
『断』これから入ってくる不要なものを断つ
『捨』いま持っている必要ないものを捨てる
『離』物へ執着することから離れる
というヨガの考え方(修行)からピックアップされた言葉です。
デザインに落とし込んで考えれば
過剰な情報をプラスしない
いったん作成したデザインから必要ないものをカットする
作成したデザインを俯瞰から客観的に全体チェックする
とも考えられそうです。

特に「離」については
時間と労力をかけて作ったものを客観的な視点から
「全てを考え直す」くらいの気持ちで、見直してみることで、本当にデザインの効果が期待できるかどうかを再考することとも言えるのですが、
自分で作ったものを自分で赤入れするという作業になるので、「これでいいと思う」とか
「わかるけど」と思うはずです。
でもそれは、そのデザインを見た方にとっても同じように伝わりそうでしょうか。

客観的に冷静にチェックがカギ

そしてこのデザインの自己チェックに必要なのが「断」と「捨」です。
色の使い方、写真やイラストの数、コピーの量、全体のボリュームなど、本当にそれが無いと伝わらないのかということをシビアに見直してみることです。
せっかく仕上げたのに、という気持ちをいったん置いておいて、冷静に細かくチェックするのがポイントです。

・ひとつの画面に何色使っているか
・配置した写真やイラストで何を表現したいのか
・コピーの文字数はもっと簡素化できないか
・不要なコンテンツはないか

これらのチェックを、一稿、二稿、と繰り返していくことで、
最も伝えたいことが際立つ「とがったデザイン」に仕上げていけるものです。

引き算の「断捨離」で伝わるデザインへ

情報を詰め込まず、断捨離という「引き算」の考え方でデザイン制作を進められるようになれば、頭の中もスッキリと明確になり、クライアントのニーズの見極めもできるようになりそうですね。
「いらないモノを捨てる」という意識に加え、「必要なものを選ぶ」ということを同時に意識すると決断しやすくなります。

まずは、作業デスクの上から要らないモノを片づけることから始めてみるのもいいかもしれませんね(笑)。

 
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