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2018年10月2日 | KAKYOUIN HARUMI

「平成最後の夏」表現と広告デザイン

今年の夏は、「平成最後の夏」という表現を至る所で聞いたような気がします。
「平成最後の春」は来年もう一度来るため、夏から頻繁に使われるようになったんでしょう。
そしてこの後、秋、冬と控えています。
天気予報では、「もしかすると平成最後の猛暑日があるかもしれません」とのことらしく、印象に残りやすい表現となりました。

消費者の背中を押す「平成最後戦略」

消費者が商品やサービスの購入を決意するには、理由づけやきっかけといった「背中を押してくれる何か」が求められることがあり、そのため、記念日やボーナス、何かのご褒美といった理由での購入きっかけは多くなります。

広告戦略としては、この心理をつく必要があります。

キャッチコピーやボディコピーによる表現を中心として、デザインやロゴなどの全体的なムードづくりによって購買意欲を刺激していくのです。

「平成最後戦略」はデザインするには漠然とした表現ですが、逆に考えれば発想次第で様々に落とし込みがかんがえられるのではないでしょうか。
例えは、「ラスト1点」「最終値引き」「閉店セール」などのような、駆け込み需要を意識した作り込みや、「スイート10」「20歳の記念」「卒業記念」といったアニバーサリー的なアプローチも考えられます。
これまでに経験したことでは「ミレニアム」がありましたね。

この先には、クリスマスや年末のカウントダウン、お正月、なども控えています。
さらに先には、次の元号になって
「○○(元号)最初の」というコピーが待機していることは目に見えています。
これらのビジネスチャンスをどうやって広告デザインに落とし込むのかどうかを味方につけない手はありませんね。

クライアント提案に取り入れてみる

元号が発表されるまで、カレンダーや様々な日付表示で西暦しか表示できないという
不自由さもあるのですが、たった一度しかない
「平成最後」と「○○最初」の表現方法について具体的に考えてみるのもいいかもしれません。
クライアント様へのデザイン企画プレゼンの中に取り入れてみると、提案の幅が広がるかも?

一般的にみんなにとっての「平成最後」
自分だけにとっての「平成最後」
企業の商品やサービスに合わせて、上手く活用することが出来れば、面白いのではないでしょうか。
期間限定広告ではありますが…。

お祭り気分であおる「平成最後」

最後とはいえ、どこかお祭りムードのようなノリの良さがあるので
ネガティブな感情にならず
「記念に買っておこうか、行ってみようか」などと消費者心理をあおることができそうです。

ルールが厳しくなると発表されてから駆け込み寄付が増えているという「ふるさと納税」に見ても、消費者は「締切感」のあるものに動かされやすいと言えますし、
実際に動いているようです。

「最後戦略」ではそれが終わった時に、売上がガタ落ちにならないように先手を打っておくことも必要なのですが、「平成最後」の場合は「○○最初」がセットでついてくることが確定していますので、思い切ったデザイン戦略を試してみるのもいいかもしれませんね。

 
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