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2020年9月1日 | KAKYOUIN HARUMI

〈5W1H〉中でも最もデザインに必要なのは?

文章を構成する時に、取り入れる要素として学校でも習ってきた「5W1H」。
「When」「Who」「Where」「What」「Why」の「5W」
「How」の「1H」
のことを表していますが、これらは文章だけでなくデザイン制作においても不可欠な要素です。
これらの軸がブレたり、不足していたりすると、
*明確なメッセージが失われる
*自分ごととして捉えてもらえない
*自己満足なデザインになる
*統一感が出ない
等、迷いの残るデザインに仕上がってしまうこともあります。

デザインにおける「5W1H」とは?

デザインにおいては
「When」・・・商品やサービスを利用する季節・時間帯・シーンなど
「Who」・・・・商品やサービスのターゲット
「Where」・・室内・屋外・オフィス・レジャーなど商品やサービスを利用する場所
「What」・・・商品やサービス
「Why」・・・商品やサービスを利用する理由。お悩みや利便性や目的達成など
「How」・・・商品やサービスの利用方法や、役に立つメカニズムなど
のことを意味してきます。

消費者の興味を掴む「Who」の重要性

5W1Hの中でも特に明確にしたいものがあります。それは「Who」です。
いわゆるターゲットになりますが、これが明確でなければデザインを見た消費者の心を掴むことが出来ず、WEBサイトであれば「離脱」を高めてしまうことにもなりかねません。
「Who」とはつまり「主語」に当たる部分ですが、主語はそれに続く助詞次第で意味合いが変わってくるように「幅・広がり」を持たせ見た人に「自由な発想」をしてもらうことができます。
ただ、広がりすぎるとこちらが意図する「商品・サービス」の魅力を薄めてしまう場合があるので注意が必要です。

余談ですが、先日見つけたビールに「僕ビール、君ビール」という商品がありました。
デザインは「カエル」です。これはまさに究極の「はぐらかし」だなぁと感じたものです。
「僕はビール」と助詞を入れた場合「I Drink」という動詞が予測されますが
「I am」の可能性もあります。この場合だとカエルのビジュアルによってそうではないことがすぐに理解できます。
また「僕の・・・」とした場合には、「僕のお気に入り」または「おススメ」などと予測でき
「僕に・・・」とすれば要求になり「君にも・・・」と続いてきます。
実はこのビールの場合、缶の一番下に「For You&Me」と書かれているので
「僕のため、あなたのため」に作った商品ですよ、というメッセージがあることが分かってスッキリできました(笑)。

このようにキャッチに可能性がある場合に、迷いを軽減させるのがデザインです。
ここでいうカエルに当たりますが、WEBデザインやチラシやパンフレットの場合は、
全体的に統一された「5W1H」がその役割を果たすことになります。

まずは、ターゲットが自分事として捉え、興味を持ってくれるように「Who」を設定し、
助詞の効果をデザインや構成で肉付けしていくことで、奥行きのある魅力的なデザインに仕上げていくことが出来そうです。

 
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